2021年12月31日金曜日

「滞」

 今年も本日で終わりですね。

今年一年を振り返ってみて、漢字一文字で表してみました。

「滞」

今年、2021年は新しいことをやろうとしたり、前に進もうと思うと何かトラブルや、見えないチカラが働き、進めない一年だったなと思います。

そんな中でも試行錯誤はして、来年につながることはいろいろと考えました。

年明けから忙しくなることは目に見えていて、されど楽しい一年になる気がします。

来年はことらも6年生。小学校最後の年です。

親ばかではありますが、いろいろと成長したなぁと思う今日このごろ。

自分の気持を言葉で伝えること、自分の気持を抑える姿も見られるようになってきました。

来年も一年、ことらとともに成長したいと思います。

今年も一年間、ありがとうございました!

良いお年をお迎えください。




年末の雪遊びにて

2021年12月17日金曜日

ココトモバウム

 トレトレも仲良くさせてもらっている、ココトモファームさんが覚王山にお店をオープンしました!

https://www.cocotomobaum.jp/

犬山のお米を使って、グルテンフリーのバウムクーヘンを作っています。

とっても美味しいです!

グルテンフリーといえば、以前は自閉症にグルテンがよくないという噂がありましたね。

それはさておき、覚王山のお店に行ってみると、聴覚障害の女性店員さんが筆談で接客をしてくれました。

とても明るく、感じの良い方で、とても気持ちの良い接客でした。

ココトモさんは、金山で就労移行支援事業所もやってみえて、そこから就職したそうです。

良い流れですね。

子どもたちも大好きなバウムクーヘン。

お近くに行かれた際は是非!



2021年12月13日月曜日

サーカス

 先週、滑り込みで「木下大サーカス」へ行ってきました。


子どもたちは生まれて初めてのサーカス。

ことらはパンダコパンダのサーカスのイメージが強く、とても楽しみにしていました。

僕自信も子供の頃以来だったので、ワクワク。

オープニングは音や光も織り交ぜており、まるでディズニーランドのアトラクションのよう。

こじんまりとした大きさもとても良かったです。

休憩を挟んでですが、約2時間という長丁場。子どもたち、大丈夫かな?

と思いましたが、楽しめたようで良かった〜

ことらは、途中からゾウの出演をとっても楽しみにしており、動物たちの出演が終わると車に帰ると。。

最後の空中ブランコを残すのみだったんだけどなぁ〜

イルージョンは楽しめたみたいだから良しとします。

また、良い思い出ができました。


*本当は写真撮影禁止なんですけど、しらずにパシャリと。始まる前だからOKだよね。。

動物たちはみんな年寄りに見えましたし、昔よりも演出も減った気がします。

帰りには外で動物愛護団体がサーカス反対を叫ばれていました。

世の中いろんな考え方があります。

ペットも昨今はとても問題視されていますからね。

でも、動物たちにとって本当の幸せがなんなのかは、僕にはまだわかりません。

2021年12月6日月曜日

梅切らぬバカ

11月末に公開が始まった映画「梅切らぬバカ」を観てきました。

https://happinet-phantom.com/umekiranubaka/


50になった重度知的障害を持った息子と、80近い母親 の日常を描いた映画。

息子役は塚地武雅さん、母親役は加賀まりこさんです。

塚地武雅さんもはまり役でしたが、加賀まりこさんも素晴らしかった。

なぜなら、加賀まりこさんの長年連れ添っているパートナーのお子さんも自閉症だとか。

普段と変わらないような自然に演技ができたと。

むしろ気持ちが入りすぎて、監督から感情を出しすぎとダメ出しをもらったそうです。

加賀まりこさんの演技からは、「生まれてきてくれてありがとう」という想いが全編に散りばめられていました。

ご本人も意識したそうで、長年パートナーと息子さんを見守ってきて、親の気持ちというのは、「子の存在そのものにありがとう」なんだと感じたそうです。

自閉症児の親からすれば、塚地武雅さんの演技にも賛否両論はあるようですが、こういった世界、日常があるということを映画というエンターテイメントを通して世の中に発信していくことに大きな意味があると思っています。

リアリティだけを求めればドキュメンタリーの方がいいわけですが、これがドキュメンタリーになるとぐっと視聴者が減ってしまう。

まずは、映画という手法を使って社会に知ってもらうこと。そして、関心を持ってもらうことが大切だと思います。

この監督、「和島 香太郎」さんはまだ30代の若者です。

今はネットラジオで「てんかんを聴く ぽつラジオ」ということで、You TubeやPodcastを使って、月に1回のペースで制作・配信。てんかん患者やその家族をゲストに招きそれぞれの日常に転がっている様々な悩みと思いを語ってもらっているそうです。

今後が楽しみな監督です。

「梅切らぬバカ」は、1時間ちょっとの短い映画です。

小学生な観れると思いますので、きょうだい児と一緒に見るのもおすすめです。

うちも妹に見せたいと思っています。

たぶん、劇場では公開が短いのでお早めに是非!