2023年7月31日月曜日

富士山②

 山小屋に着くと、倒れるように寝てしまったコトラ。

標高700メートルを登ったとはいえ、体力的にそれほど辛い距離ではありません。

やっぱり、高山病か・・・

登る前から、山小屋でのご飯をとても楽しみにしていたコトラ。

ご飯の用意ができたということで、一緒に食べましたが、大好きなカレーも一口食べて、もういらない!と。。

また、寝てしまいました。

登る前の僕の懸念の一つが山小屋。

狭い山小屋で、携帯を見るわけにもいかず、コトラが朝までじっとしていられのだろうか。。

今回は不幸中の幸いか、疲れ切って寝転んでいますが、ご飯の時間を終わってからはなかなか寝付けない様子。

富士登山の朝は日の出前の出発なのでとても早く、周りもご飯食べるとすぐに寝てしまいます。

コトラも寝転んではいますが、寝ることはできず、1時間おきにトイレ、トイレ。

しかし、外が暗くなると星の綺麗さにうっとり。

外はすっかり寒いですが、トイレのたびに富士の夜空を楽しみました。

結局、朝まで一睡もすることなく、出発時間に。。

もちろん、僕もダンも寝れていません。

コトラの体調が戻らなければ、下山も考えましたが、少し元気になっていたので登山再開。

空が少し明るくなってきて、2700メートルからでも絶景です。



ゆっくりと登りながらご来光を待ちます。




登る途中途中で休憩しながら、素晴らしい景色を楽しめました。
これが富士登山の醍醐味ですね。


すっかり日が昇りきった時には、コトラの体力も限界でした。
やはり、一晩寝ただけでは厳しいようで。。
次の山小屋(3,090メートル)まで行き、下山することにしました。


登りよりも下りの方がキツイと言われる富士登山。
やはり、相当に足にきます。
ましてや、砂走りと言われる、砂と砂利の下山道は靴の中に砂と砂利がどんどん入ってきます。

コトラは靴に石が入ることがいやで、「石取る!」と言って、不機嫌に。
疲れと、体調不良も重なり、5分くらい歩いては、靴を脱いで石を取って、また靴を履いての繰り返し。
なかなか、急斜面の下山道で靴を脱ぐことも一苦労です。

やっぱり、ゲーター(靴に石や砂が入ることを防ぐもの)を買っておけばよかったー
と思っていたら、なんと親切なおじさんが休んでいる僕たちにゲーターをくれると差し出してくれました!!

日本語は通じなかったので、おそらく中国人かな。
本当に神様かと思いました!

ゲーターをつけてからは快適になったのか、休憩間隔も長くなり少し快調。
体力的には限界なので、騙し騙しの下山。

ここで役立ったのが登山アプリ。



GPSで自分たちが今、どこにいるのかがわかります。

コトラは休憩のたびに、「地図!」と言って、自分の位置を確かめながら、次の山小屋までどのくらいあるかを確認します。

こういう時に、「もう少しだよ!」とか、「あと〇〇分だよ!」というのはコトラたちにとって、理解ができず苦痛でしかありません。

視覚的に距離がわかるのはとても助かりました。

なんとかかんとか、通常の倍の時間をかけて五合目まで下山!

疲れ切りながらも、少し食欲も出てきたのかソフトクリームを食べて、車で爆睡でした。




コトラのズボンも下山の激しさを物語ります。。

今回の富士登山、頂上までは行けませんでしたが、天候にも恵まれご来光も見れたし、素晴らしい夜空も見れたし、とても素晴らしい経験ができました。

またいつか、次は頂上目指して登りたいと思います!

2023年7月24日月曜日

富士山①

 ゴールデンウィークに富士サファリパークへ行ったことから始まった、コトラの富士登山欲。

ついに行ってきました。富士登山。

コトラのワクワク具合とは裏腹に私は不安がいっぱいです。。

少しでも不安を解消しようと、山岳ガイドをやっている後輩に依頼をしましたが、

あいにく、その日は予定がいっぱいとのこと。。

仕方ないので、他の山で富士登山に向けての攻略ガイドを依頼。

最初は伊吹山か御在所で練習をとのことでしたが、あいにく天候が悪く金華山での練習。

一応2週連続で練習してから挑みましたが、そもそも体力には問題のないコトラにとって、

あまり練習にはならなかったかも。。


今回の富士登山は、山頂まで行けないことも想定して途中からでもご来光のよく見れる、

須走口コースを選択。距離は初心者向けの吉田口や富士宮口よりも長いのですが、

とてもコースも綺麗で、登山者も少なく、コース選択はとても良かったです!



まずは五合目で高所になれるために1時間滞在。

まず、ここでつまづきました。早く登たいばかりのコトラはなかなか待てない。。

時計でどのくらい待つのかを示して、なんとか凌ぎましたが、五合目でお昼をとるべきでした!



今回はダンも登りたいと言っていたので、3人での登山に。

標高2,000メートルからのスタートです。

最初は早く登たいばかりのコトラ。どんどん行こうとするので、ペースをゆっくりに

することに専念しました。ゆっくりと気圧に慣れて、しっかりと呼吸することが大切。




しかし、ここで問題が!コトラは深呼吸が苦手。。

吐くことはできますが、大きく吸うことができません。

つまり腹式呼吸ができないので、酸素が入りにくい。

体調の変化をうまく伝えることもできないので、今回はパルスオキシメーターを持参し、

血中酸素濃度を測りながら行きました。

呼吸が苦手で、やはり酸素濃度が低い。。

酸素缶を使いながら騙し騙し行きましたが、だんだんと表情が悪くなっていくのがわかります。

段々と休憩の間隔も狭くなり、5分歩くと休憩するように。



時間は余裕を持っていたので、ゆっくりゆっくり進みます。

どんどんと変わっていく雲を楽しみながら。



なんとか初日は山小屋へ到着!

山小屋は2,700メートル。頑張りました〜

押入れのような小部屋に案内されると倒れるように寝てしまいました。