2019年12月20日金曜日

養老の滝

【3年生・2019・11月】

先日、友人家族と養老の滝へ行ってきました。
実は養老の滝は初めて。
家から車で40分くらいとなかなか近い。
養老の滝の駐車場からは歩いて30分くらいで養老の滝へは着く。
そんなにきつい道もなく、3歳の弟も全て歩いて制覇できるくらい。
養老の滝へ着くと、なにか気持ちいい。



さすが、日本の滝100選に選ばれてるのか、見ていて飽きない。これがマイナスイオンかぁ。
人も少ないのでそれもいい。
滝へ向かう途中、小川沿いを歩くのだが「雨の日は川に入らないように」という看板が立っていた。
ということは、逆に雨じゃなければ入って遊んでいいわけだ。
道中にトイレも沢山あり、小さい子連れでも安心。
次は春にきて小川で遊ぼう。
お団子食べたりしながら。
やっぱり自然の中で遊ぶのが一番だなぁと感じた休日でした。

しかし、12月もなかばだが紅葉はまだ途中な感じがした。


2019年12月12日木曜日

クロスフィールド

聖徳学園大学で毎月開催している、異業種の方が自由に意見交換をするCROSS FIELD。
今回のCROSS FIELDは具体的な実践の話でした。現在・過去問わず、具体的な関わりの中での行き詰まり、迷い、葛藤、悩み、後悔などを勉強会の場に投げてもらい、様々な角度から意見をもらおうという試みでした。
僕のだした事例は、僕自信の葛藤。放課後等デイサービスという支援の場に自分の子どもが通い、実の父親が支援者としてその場にいるということ。
子どもにとって、それは良いことなのか、良くないことなのか。
これはトレトレを始める前からずっと悩んできました。
自分からすると子どものためにデイを始めた経緯もありますし、子どもの成長を横で見ていられるということ、そして自分もスタッフなのですから他のスタッフと蜜に連携も取れるし、子どもも安心感がある。反面、子どもにとっては父親に対する甘えもでるかもしれない、父親を他の子どもたちに取られたという感情もでるかもしれないという恐れもあります。実際、両方あると思います。
だからなのか、詳しい経緯はわかりませんが東京では親が運営しているデイサービスなどの施設には自分の子どもは通わせることができないというルールがあるそうです。
もちろん、雨さんにはこのことについて相談もしていました。雨さんはことらにとって僕がいることは良い結果に繋がると言ってくれていたので、安心していました。
でも、やはり心の葛藤はありますよね。
この1年半でことらは本当に大きく成長しました。学校の先生や主治医の先生などことらに関わってくださる方々がみなさん驚かれるくらいに。
それはやはり手前味噌になってしまうかもしれませんが、トレトレの影響が大きいと感じています。なので、最近はこの葛藤も減ってきていました。
そんなこともお話しながらの今回の投げかけにこんな意見を頂きました。
・大切なのは親子というより距離感
・親が自立しているかどうか
・安定した成長には子どもにとって拠点となる場所がどれだけあるか
・家以外に頼れる場所、人がいるかどうか
・その場にいて親が色んな意味で待てるかどうか。母親は待てない人が多い。
・常に親がその場にいるのは支援者にとってもプラスになる。親とのやり取りをリアルに見れるので。
などなど。
こうやって意見をいろんな角度からもらえると、親も子どもも待つこと(我慢)ができればプラスの方が多いと思いました。
実際の現場ではことらと接するのは僕以外のスタッフです。
僕がいてもいなくてもことらは変わりません。
これからもことらの成長を通して、親子の関わりとして良いモデルケースにことらがなれるといいなと思っています。


2019年12月4日水曜日

いなフェス

【3年生・2019・11月】

ことらの学校には小学生から高校生まで全校生徒参加の文化祭があります。
その名も「いなざわフェスティバル」
略して「いなフェス!」
各教室や体育館の舞台で劇をやったり、教室で模擬店のような催しをしたりと2日間に渡って学校がお祭りのように。

1年生の時は教室での出し物でしたが、沢山の保護者や家族、関係者が学校に来ていることに不安になったのか入場からとても不安な表情でパパを見つけるとすぐに飛んできました。
横から舞台に戻すのですが、またこちらへ。このやり取りを3〜4回ほど繰り返して、ほとんど参加できず。。2回目くらいでせっかくの衣装も破り脱ぎ捨てていました。

2年生の時は体育館の舞台です。あおむしの格好でピザを焼く演劇でした。
先生からパパは隠れた方がいいかもと助言をいただいていたので、暗闇の中パイプ椅子に隠れながらの鑑賞。ことらは舞台上から何度も観客席を探していましたが、見つけられず舞台から降りることはさけられました。でも、やっぱり衣装は途中で脱ぎ捨て。。

今年3年生のことらは教室で「にんたま3年生」の出し物でした。
練習にもとても落ち着いて参加できていると聞いていたので、今年は隠れることなく観客席の真ん中に陣取りカメラを回します。
かわいい我が子の文化祭ですからどこの家もカメラやビデオカメラで撮影しまくります。
ただでさえいつもと違う状況で、沢山の人に囲まれ、さらに沢山のカメラを向けられる。
大人でも緊張して不安になると思います。
子どもたちの不安は計り知れません。
しかし、今年のことらは違いました。
堂々と登場して、パパを見ても走ってきません。(パパ!とは言っていました)
担任の先生曰く、練習通りに落ち着いて演技できましたとおっしゃる通りにほんとに落ち着いて劇に参加できたことら。
最後の全員集合ではなんとセンター!(たまたまでしょう・・)
終始落ち着いて、こっちにも来ず、衣装も脱がず、最後までやりきりました。

1年生の時には一番問題児のようだったことらが、自分の役を全うする姿に感激しました。
いつもことらの気持ちに寄り添って指導してくださる先生に感謝です。
なにより、ことらがんばったね!