先日観てきた映画「夢みる小学校」
https://www.dreaming-school.com/
自分が自分のままでいられる学校。
勉強ではなく、生きていく力を育てる学校。
探究心、主体性、ワクワク、ドキドキを育てる学校。
従来の国語や算数の授業もなければ、従来の通知表もない。
学校の運営もほとんどが子どもが主体で、大人はサポート。
なのにここの中学卒業後の子どもたちは高校での成績は上位になる。
なぜか?自分で学びたいと思うから。
主体的に学びたいと思うから、質問もとても多い。
日本人は質問のできない国。
自ら学びに行った講演会やセミナーでも質疑応答で手が上がるのはほんの少し。
学校の中には発達障害と診断された子もいて、前の小学校では支援学級に行くように言われたり、
薬を飲むように言われたりしていたのが、この学校ではとても落ち着いて生活ができ、
薬も飲んでいないという。
中学校の卒業を祝う会(卒業式)では、卒業生のスピーチがあるが、
みんな自分の言葉で、自分の気持ちを表現している。
教科書や本に書いてある言葉を並べ替えただけでは決してない。
そんな姿に見ている方は涙が止まらない。
今の子どもたちの苦しさがわかるから。
映画に出ている子どもたちは全然違うから。
こんなに生き生きと目を輝かして学校に行ける子どもたちがいるんだと、
嬉しくなり、感動して涙が出てくる。
今の子どもたちの苦しさがわかるから。
先日、うちの娘が学校の課題で書いたもの「大きくなった自分をふりかえろう」
「小さいころは学校が楽しいところだとおもっていました、
でも学校がたいへんなことをしりました。・・・」
最初に見た時は笑ってしまいましたが、娘の気持ちを考えると胸が痛いです。
先生はこれを見てどう思ったんだろう?
がんばらないと行けない学校。
行くことが大変な学校。
不登校が増えているのに変わらない学校。
学校ってなんなんでしょう?
整列、行進、職員室の出入りなど疑問は沢山あります。
学校も、勉強も、仕事も楽しくてはいけないのか。
療育も同じだと思います。
本人が行きたい!楽しい!と思うことが大切だと思います。
将来大変になるから、今はがんばらないと。
決してそんなことはないと思います。
しっかりプログラム化されたシステマティックな療育も、
やりたいことができる、ほしいものが手に入る遊戯療法も
成果は変わらないと佐々木正美先生はおっしゃってました。
モチベーションとバランスが大切なんだと思います。
子どもがつらい思いをしていることは親もつらいこと。
学校が子どもにとっても親にとっても大切な場所になってほしいです。
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