今更ながら、この本を読みました。
とても良かった。素朴ながらとても中身が詰まっている。
この本のテーマは「エンパシー」だと思う。
僕もここ数年、自分とは考え方や価値観の違う人との交流を避けずに行っている。
以前はそういう人を避けていた。
だって、話していて疲れるし、イラッともするし、楽しくない。
でも、それではインクルーシブ、多様性にはならないと思い、自ら歩み寄ることにした。
障害のこと、障害を持った家族と暮らすこと、知らないから偏見や差別がうまれる。
知ってもらうには、まずこちらが知っていかなければいかない。
7つの習慣でも、「理解してから、理解される」とある。
理解してもらうには、まず相手を理解をする努力から始まるんだと思う。
本の中の一節、「多様性ってやつは物事をややこしくするし、ケンカや衝突が絶えないし、そりゃない方が楽よ。多様性はうんざりするほど大変だし、めんどくさいけど、無知を減らすからいいことなんだと母ちゃんは思う。」
人の悩みの大半は人間関係からきていると言われている。
その原因の多くはコミュニケーション不足からなんじゃないかと思う。
知ってもらうには、知るところから。
まさにエンパシーだと思う。
これからの世界のテーマになるといいな。
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