2020年3月11日水曜日

きょうだい会

【3年生・2020・3月】

名古屋にもきょうだい会があることを知った。
ことらのことがあり、きょうだいをつくることをとても迷った時期があった。
また障害を持った子が生まれたらどうしよう。
ことらがいて、他の子も育てれるのだろうかとか。
でも、親が先に死ぬのできょうだいの支えがあった方が良いと思いきょうだいをつくる決心をした。
今思えばとても自分勝手な考えばかりだ。
その時はきょうだいの苦労、苦悩を知らなかった。
きょうだいは否応なく兄弟姉妹を支えるという目で見られ、責任を負う。
幼少期から介助者、支援者として期待される。
学校ではいじめやからかいの対象になったりもする。
青年期には自分の交際や結婚についても悩まされ、時には弊害となることもある。
さらに年を取ると兄弟姉妹だけでなく親の面倒も見なくてはいけないかもしれない。介護だ。
そんなきょうだいにとって、お互いを理解出来、話を聞けるきょうだい会はとても大切だと思う。
親は無意識の内にきょうだいにつらい思いをさせていることがあると思う。
この名古屋のきょうだい会の代表の方もそうだが、大人になる前にきょうだい会に出会ったりしている。障害を持った人たちを支える人たちに出会っている人もいる。
大人になってからそんな場があってよかったという話をよく聞く。
ことらが参加している愛知県自閉症協会つぼみの会のキャンプもそうだ。
きょうだいも参加できる。
そこで、同じような境遇の友達ができたり、頼れる大人に出会ったりする。
それが後の人生に大きな意味を持ってくるのだと思う。
今年のキャンプは妹も是非参加させたい。

でも、今はことらと妹と弟、3人の様子を見ていると本当に3人いてよかったと思う。
妹、弟にとっての負担を極力減らし、逆に彼らの人生においてことらのきょうだいであることがより良い方向になるようにしたいと思う。

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