先日、我らがトレトレのバイブルの著者である、児童精神科医の石川道子先生がトレトレに見学にいらしてくださいました。
トレトレでは、石川道子先生の著書を基本に子どもたちに接しています。
先生の待望の来所に、スタッフもウキウキです。
3施設の見学をしていただいた後に、軽く事例検討をさせていただきご意見をいただきました。
そんな中である子の事例をだすと、先生はおっしゃいました、
「この子はたぶん、うまく身体を動かしているんじゃなくて、こなしてるんだと思う。
公園での遊びも、遊具をこなしているだけ。滑り台なら滑るだけ、ブランコなら
乗っかっているだけ。遊びに緩急をつけたりしないといけない。」
“遊びをこなす”
なるほど!と思いました。ただ、公園に行っているから遊びは大丈夫。
運動はしていると思ってはいけないですね。
遊び方、大人の関わり方が重要になってくるんだと感じました。
そして、先生は「この子はたぶんだけど、身辺自立できてないよね?」
と、見事的中。
ほんの少しの事例、情報でそこまでわかるのだとびっくりしました。
短い時間でしたが、とても勉強になりました。
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