子どもたちは大人の顔色をうかがって、試すような行動をする
これを川上先生はお試し行動と読んでいました。
・大人に主導権があることを嫌がる
・忙しい時、焦っている時ほど「かまって」サインをだす
・見捨てない相手、安心感のある相手には「イヤイヤ」が激しい
などなど
あるあると思い聞きました。
こんな時によくない対応は
1,威圧的・高圧的
これだとその人の前ではおとなしくなるが、その人がいないと荒れる。ひどいとその人がいるだけで落ち着かなくなる。
2.機械的な対応
3.表情に動揺がでてしまう
4.要求どおりに応えすぎてしまう
大切なのは「ぶれない、動じない、揺らがない、かつその子の持ち味を引き出す。」
*堂々と毅然と穏やかに。焦らず慌てずあきらめず。
1の人多いですね。僕も怒らないことが良いとは思いません。時には怒ることも大切です。でも、それによって子どもたちが言うことを聞くと、その方法に甘えてしまうんですよね。怒るほうが楽ですから。
それにあまり怒りすぎると、怒ってる内容が入らなくなります。心をシャットダウンして、怒りが収まるのを待つようになってしまいます。その場しのぎですね。
お試し行動であることを理解して、軸がぶれないようにする。
ここが大切なんだと思います。
発達につまずきのある子を輝かせる関わり方 その7
「自尊感情」を大切にしよう
小学生になってくるとやはり、ここが大切だと思います。
低学年では取り戻せるが、高学年になってくると二次障害のようになる子もいます。
・できていないことに注目する前にできていることを発見することを習慣化しよう
言うは易く行うは難しですが、これは大人の習慣化です。子どもにばかり習慣を身に着けさせようとする前に大人も習慣を見直さなければいけないと思います。
親は子どもを心配して、できないところを減らそう。不適応な行動を減らそうと思います。
でも、考え方では子どもたちが光って見えてきます。
落ち着きがない⇒行動力がある。好奇心旺盛。活発。
口下手⇒物静か。落ち着きがある。聞き上手。思慮深い。
あきらめやすい⇒切り替え上手。尾を引かない。固執しない。いさぎよい。
など、見方を変えて子どもの価値を引き出そう。
見方を変えたって何も変わらないと思うかもしれませんが、変わります。
本当に見え方が変わると子どもたちがよく見えてきます。ほめることも増えるし、大人の言い方、接し方も変わります。結果、子どもたちも変わってきます。
「やればできるじゃない!」「今日はがんばってるね!」
こんな褒め方ではだめです。皮肉っぽいですよね。「やれば」とか、「今日は」を取ってしまえばいいんです。
子どもを変えたければ、まずは自分が変わることです。
最後に、
発達につまずきのある子を輝かせる関わり方 その13
・将来を支えるのは「レジリエンス」と自分を必要としてくれている人との出会いである。
アドラーはこう言っていました。
「自分に価値があると思うときにだけ人は勇気を持てる」
ヘレン・ケラーはこう言っていました。
「人は人の役に立ててこそ生きる喜びがある」
僕も、人の幸せは極論2つしかないと思っていて、自分が成長したと思う時と、人の成長に貢献したと思える時だけだと思います。
今回の研修を通して、私たちの在り方は発達につまずきがあるないは関係ないと思いました。
障害があるからとか、ないからとか、ASDだからとかADHDだからとかの前に自分たちの在り方を見直し、子どもたちの本質を見ることが大切だと感じました。
そしてトレトレでやっていることは間違いじゃないと思えました。
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返信削除はじめまして。コメントありがとうございます。
削除ご質問いただいた物の取り合いが起きた場合ですが、基本的にはできるだけ見守ります。もちろん、手が出てしまうなどのこともありますので怪我はないように。すぐに大人が介入してしまっては、そこに子どもたちの成長がないと思っております。その後の介入はシュチュエーションや子どもの年齢や成長によっても違いますが、基本的にはIメッセージで伝えます。
Flowさんは支援者様でしょうか?保護者様でしょうか?また機会がございましたら、宜しくお願い致します。
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