先日、稲沢市特別支援教育推進委員会の夏季研修会に参加させていただきました。
本当は稲沢市の学校の先生が対象なのですが、快く受け入れていただきとても感謝しております。
講師は東京都立矢口特別支援学校の先生で公認心理師、臨床発達心理士でもある川上康則先生。特別支援学校の先生でありながら、こうやって全国で講演や研修をされているすごい方。見た目から迫力のある方かと思ったら、話しだされると口調や声のトーンがとても優しくすごく聞きやすい。
内容もすごくわかりやすく心温まる内容でした。
学習指導要領における特別支援教育の話から始まり、DCD(発達性協調運動障害)のお話し、そのためのUD支援。
発達につまずきのある子を輝かせる関わり方 その1
「当事者視点を大切にしよう」
トレトレは「主役は子ども」という理念の元にミッションを掲げています。
その中に主語はいつも子どもたち。というのがあります。これと同じ視点だと感じました。
発達につまずきのある子を輝かせる関わり方 その2
「やり方(How to)を求める前に、あり方(To be)を見直そう」
学校の先生はすぐに明日から使えるHow toを求めがちだが、まずは教師自身のあり方が大切だと言われました。
指導や指示が入らないのは信頼関係ができていないから。指導が入るようにしたいのであれば、「この人の話は聞く価値がある」という信頼関係づくりが欠かせない。
これは大人も子どもも同じで、
①自分が認めた大人
②自分のことをわかってくれる大人
の言うことはよく聞く。
本当にそのとおりだなと納得しました。子どもはコントロールされるの嫌います。
コントロールしようとする大人を敏感に感じ、そんな大人の言う事を聞かないし近づきません。
子どもたちの本音①「わたしのこと見てる?」「ぼくのこと見てる?」⇒「見てないでしょ!」というのがあります。
これは子どもたちの最大の欲求で、満たされないために不適切・問題となる行動を続ける。
子どもたちの本音②「はっきりしてよ!」
何が良くて何がだめなの?どう動けばいいの?
軸がぶれている先生は信頼に値しない。
続きは②で
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