2021年7月6日火曜日

子どもはできてるインクルーシブ

先日、うちの取引先銀行の担当者さんが代わりました。
銀行の方とはいえ、まだまだ放課後等デイサービスがどんな事業か知らない方も多く、
いつもはそこからお話をするのですが、今回の担当の方は違いました。
よくご存知で、聞くと息子さんがASDだということ。
もう二十歳らしいのですが、以前はよく発達障害の親同士で体育館借りたり、
プールへ行ったりといろいろ活動もしていたとか。
こんなこともあるんですね。ご縁だな。

今は何してるのかな?と思い、前回みえた時に聞いてみると驚きの事実が!
今は大学に行っているとか。
ピアノが好きで、ピアノで音大に入ったそうです。
すごいですね!と話すと、親は大学どころか高校も行かないんじゃないかと思っていたとか。

小学校、中学校と支援級だったそうで、大学なんて夢にも思っていなかったので、
お金貯めてなくて焦りましたよ〜笑
って、銀行員らしからぬ発言 笑
でも、子どもを信じて行きたい道をいかせるなんて素晴らしい。
一人で通学なんてできないので、妻が大学の送り迎えしていますと。
笑顔で話す姿に感動しました。
好きなことには本当に集中できるんです。とおっしゃってました。

きっと、これまでに沢山の苦労があったと思う。
いや、今もきっと苦労が多いと思う。
でも、大学でも周りの学生がすんなりと受け入れてくれて、いろいろと助けてくれるんです。
とおっしゃっていた。
インクルーシブも子供同士ではわざわざそんな言葉がなくてもよいのかもしれない。
必要なのは大人たち。
子どもたちのためのインクルーシブも、問題は大人かぁ。
子どもに偉そうにする前に大人が変わらないとね。




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