2021年7月14日水曜日

夜の散歩

一昨日の夜ですが、またことらが家を抜け出しました。

23時過ぎころの話です。

下の子達と一緒にことらも寝かせようと思ったのですが、

寝れなかったのか起きて、隣の部屋のリビングでテレビを見出しました。

まあ、ここまではたまにあることで、油断しました。

23:30くらいに私の母が家に来て、僕の携帯から着信があり、

見知らぬ女性からで、ことらが一人で歩いていたので、保護してるとのことでした。

血の気が引き、手が震えだしました。

出ていったことに全く気づきませんでした。

つい先週、岡崎でデイサービスからいなくなった子どもが

川で遺体で見つかりました。

それとリンクしてか、身体に力が入らない。

ニュースを見て、気をつけようと思ったのに・・

とにかく迎えに行くと若いカップルがことらと一緒にいてくれ、

こんな夜中におかしいなと思い、声をかけ、手に持っていた

携帯から電話をしてくれたそうです。

ことらは携帯電話と懐中電灯を持って家を出ていました。

冒険気分だったのか・・。

先週の土曜日に金山で大恐竜展のナイトミュージアムがやっていて、

館内を暗くして、懐中電灯を持って廻るというもの。




家族で行こうと朝からウキウキしていたのですが、開場の10分後についたら、

本日の整理券はなくなったので、もう入場できないとのこと。。

なんとか、オムライスと銭湯と家で映画館やろう!で納得してもらったのですが、

まだ気持ちは残っていたのか?

とにかく、そのカップルが声をかけてくれなかったら、

携帯電話を持っていなかったら、

と考えるともっと恐ろしくなります。 

絶対に一人で家を出てはダメ!!

と伝えると、

「ごめんなさい。ことらくん、無事で良かった!」

と。。全く反省していない様子。

今後もまたあることを見越して、携帯電話を持たせるか。

でも、持たせると喜んでまた家を出ていくか。

悩むところです。

これで8回目の脱走。

だんだんと巧妙になっていく気がしています。

とにかく無事で良かった。。

2021年7月12日月曜日

ドラえもん

 みんな大好きドラえもん。



みんな大好きなゆえにドラえもんにはいろんな討議(ディベート)が発生しているそうです。

・のび太くんの未来を変えるためにドラえもんがやってきたことは良いこと?悪いこと?

・のび太くんにはドラえもんがいて良かったのか悪かったのか?

ドラえもんの道具があるからのび太が怠けるんだ!いや、のび太の道具の使い方は発展的で、彼の頭を使うことに役立っている!

未来を曲げてしずかちゃんと結婚させるのはいかがなものか。

でも、ドラえもんがその歳までのび太の家にいた形跡はない。結婚したのは、のび太が魅力的な青年に成長したからで、しずかちゃんの選択だ!

いろんな考え方があるなぁ〜と同時に、子育てと同じだと思いました。

子どもを甘やかすから、怠けるんだ!

よく聞きますよね。

甘やかす。

甘やかすことと、愛情を注ぐことは違います。

ドラえもんには愛があります。

のび太が困った時、助けを求めた時にしか道具を出しません。

甘やかすのは、子どもが求めていないのに道具を出すことです。大人の都合で。

子どもが求める愛をしっかり注げば、のび太のように優しくて、人の気持ちがわかる素晴らしい青年に育ちます。

ドラえもんはそれを照明してくれているのではないでしょうか。

のび太にはドラえもんがいてよかった。

私は肯定派です。



ドラえもんがのび太に厳しくするだけ、教育するだけで助けたり、共に泣いて笑って喜んでという経験をさせ無ければきっとのび太は自己肯定感の低い大人になり、しずかちゃんとは結婚していなかったでしょう。

藤子不二雄先生の作品は深いですね。

いや、昔の漫画は深いものが多いですね。

ちなみによく、のび太とジャイアンはADHDに例えられます。

のび太:注意欠陥

ジャイアン:多動性障害



2021年7月6日火曜日

子どもはできてるインクルーシブ

先日、うちの取引先銀行の担当者さんが代わりました。
銀行の方とはいえ、まだまだ放課後等デイサービスがどんな事業か知らない方も多く、
いつもはそこからお話をするのですが、今回の担当の方は違いました。
よくご存知で、聞くと息子さんがASDだということ。
もう二十歳らしいのですが、以前はよく発達障害の親同士で体育館借りたり、
プールへ行ったりといろいろ活動もしていたとか。
こんなこともあるんですね。ご縁だな。

今は何してるのかな?と思い、前回みえた時に聞いてみると驚きの事実が!
今は大学に行っているとか。
ピアノが好きで、ピアノで音大に入ったそうです。
すごいですね!と話すと、親は大学どころか高校も行かないんじゃないかと思っていたとか。

小学校、中学校と支援級だったそうで、大学なんて夢にも思っていなかったので、
お金貯めてなくて焦りましたよ〜笑
って、銀行員らしからぬ発言 笑
でも、子どもを信じて行きたい道をいかせるなんて素晴らしい。
一人で通学なんてできないので、妻が大学の送り迎えしていますと。
笑顔で話す姿に感動しました。
好きなことには本当に集中できるんです。とおっしゃってました。

きっと、これまでに沢山の苦労があったと思う。
いや、今もきっと苦労が多いと思う。
でも、大学でも周りの学生がすんなりと受け入れてくれて、いろいろと助けてくれるんです。
とおっしゃっていた。
インクルーシブも子供同士ではわざわざそんな言葉がなくてもよいのかもしれない。
必要なのは大人たち。
子どもたちのためのインクルーシブも、問題は大人かぁ。
子どもに偉そうにする前に大人が変わらないとね。




2021年6月25日金曜日

性学習会

 昨日はコロナ禍でずっと開催のできていなかった第二次性徴期についての性学習会を開催しました。

発達特性のある子どもたちにとって、性にまつわる問題はどう伝えていってよいのか、どう対処していけばよいのか、切実な課題です。

昨日も実際に現在悩みのあるお母さんや、今後の心配事のために皆さんとても真剣に参加してくださいました。

途中、2回挟んだファシリテーション・グラフィックによるグループ討議はとても盛り上がり、みなさまお話が止まりませんでした。

今回、講師としてお越しいただいた、聖徳学園大学の野村先生のお話もとてもわかり易く、面白い事例を挟みながらお話をいただきました。

(また後日Youtubeにて公開もさせていただく予定です。)


中でも衝撃の事例が。

みなさん、子どもに

「赤ちゃんはどうしたらできるの?」

と聞かれたら、なんて答えますか?

「お父さんとお母さんが愛し合ったらできるんだよ」

と答えませんか?

僕はそう思っていましたが、

これをそのままの言葉で受け取ってしまって、

あまり好きじゃない人とだったらSEXしても子どもが

できないと思ってしまい、SEXには興味があるし、

あまり好きじゃない人だからいいかと思い、してしまったと。

衝撃の事例。

きちんと伝えないといけないですね。

性器の洗い方を伝えることもそうですが、やはり親子の関係性が大切だと感じました。

どんなことでも話し合える、相談し合える関係でありたいですね。

学校では教えてくれない性のお話。

まだ子どもだから、あんまりリアルに伝えるには、などと思わずきちんと伝えていくようにしていきたいですね。

2021年6月18日金曜日

ケンカの意義

特別支援学校の先生でもある、川上康則先生のお言葉。 

学校生活の中でおこる葛藤と自己調整について、ケンカを題材にお話されています。

これはデイでも同じこと。

見せかけの支援ではなく、子どもたちの成長をしっかり見据えた本当の支援が必要。

「障害者の一番の敵は親だ」

今、読んでいる本に書いてある一文。

ドキッとする言葉だが、妙に納得できる。

学校が窮屈な場所、つまらない場所、行きたくない場所になっているのは

教師や行政の責任だけではない。

親にも責任はあると思う。

子どもたちのためにも見守る勇気が必要。

見守る覚悟が必要。

わが子可愛さに、ついつい口や手が出てしまうんだよなぁ〜


【「葛藤」と「自己調整」】

学校生活では、時に、けんかや対立を経験します。

けんかについては、乳幼児期の発達に関わる「保育所保育指針」(2008年3月28日厚生労働省告示、2009年4月1日施行)で、3才以上の子どもに関わる配慮事項として、「けんかなど葛藤を経験しながら次第に相手の気持ちを理解し、相互に必要な存在であることを実感できるよう配慮すること」と書かれています。

けんかやいざこざは、成長の「芽」のようなものだと言えます。

ところが近頃は、保護者の要望の影響もあるかもしれませんが、学校現場でも「トラブルを未然に防ぐ」とか「トラブルを起こさせない」ことが優先されます。

たしかに、トラブルがないにこしたことはありません。しかし、この考え方では、トラブルに対応するスキルが未発達なまま、子どもを次のステージに送ってしまう・・・つまり、発達課題を積み残してしまうという怖さもあります。

心理学者エリクソンは、各発達段階において社会から要請される発達課題があり、そこで経験する「社会的危機」を乗り

越えていくことで「人間の強さ(vietue)」を獲得していくと考えました。

学校と保護者で共有していきたいのは、けんかや対立を生み出さないことではなく、発達課題である「葛藤」を置き去りにしていないかという見方なのではないでしょうか。

学校には、本来、葛藤を豊富に経験することができるという大きな価値があります。

葛藤の経験を通して、子どもたちは「自己調整能力」を養います。自己調整能力には、自己を主張する側面と、自己を抑制する側面があります。

子どもたちが葛藤をとおして、上手に自己主張できるようになり、また、相手や仲間の事情に折り合いをつけたり、言い過ぎにならないように心にブレーキをかけたりといった自己抑制の力を発揮できることを目指していくことができます。

長い目で考えれば、幼児期や学齢期に葛藤を経験することは、社会を構成する一員である子どもたちに「未来を託す」ための大切な営みだと言っても過言ではないでしょう。

2021年5月28日金曜日

おすすめの本

 久しぶりにおすすめの本を紹介します。

発達障害が先天性の障害であることに対して、後天的な障害として代表的な愛着障害。

愛着障害と聞くと、愛情をかけられていないからなってしまう障害だというイメージですが、一概にはそうは言えません。

愛情をしっかりとかけていても愛着障害にはなります。

わかりやすいところで言うと、愛情のかけ過ぎもよくない。いわゆる過干渉です。

愛着障害は関係性からくる障害です。

愛着障害の子に発達障害だと思って支援をしていくと、よけいに行動の問題が増えてお互いに疲弊してしまう。。

この本を読んで、そのメカニズムが見えてきました。



簡単には説明ができないのでぜひ本を読んで頂きたいのですが、子供の求めるものと異なる愛情を注ぐと関係性がこじれるイメージです。

親本位の愛情は子供の安心・安全にはつながらないということです。

読んでいて心が痛いところも多々あります・・・

また、子供の暴力性は発達障害の特性ではないとも書いてあります。

何か嫌なことがあって、とっさに手が出てしまうのは発達特性かもしれませんが、無意味に殴ったり蹴ったりする行動、物を投げるなどの行動は愛着障害かもしれません。

特性ではなく、関係性の問題だということです。

支援者はこの違いをしっかりと見分けないと、余計にこじれてしまいます。

もっと踏み込んだ一冊はこちら。



この二冊を読むと、詳しく理解できると思います。

2021年5月17日月曜日

ダイナソー!

 少し前に大高緑地公園に行ったときのお話。

最近は公園に行っても遊具で遊ぶということが少なくなってきた。

遊びの嗜好が変わってきた感じがする。一通りは遊具も遊ぶが、「折角公園にきたしな」

といった感じがする。

この日も一通り遊具で遊ぶと、一番興味を持ったのは「ディノアドベンチャー」という、

全長約1キロのコースに等身大の恐竜が展示してあるアトラクション。

森の中を歩いていくと恐竜たちが待っている。

恐竜を見つけると記念撮影を求めることら。


ん?恐竜を意識したポーズなのかな?
「こっくん、恐竜だね〜」と言うと、
「ダイナソー!」との返答。
素晴らしい。


毎回、恐竜との記念撮影を求められるが、毎回ポーズや表情を変えてくる。
ことらなりに恐竜を意識してるようだ。
モノマネ??


この思考は面白い。
恐竜に手が届くところでは、恐る恐る触れていた。

ことらは駆け足なので1キロもあっという間だったが、なかなかの見ごたえだった。
恐竜もだが、毎回ポーズを変えることらも(笑)

久しぶりに福井の恐竜博物館もまた行ってみるか。

緊急事態宣言が明けたら。