2019年4月8日月曜日

三度目の日間賀島(一日目)PartⅡ

【2年生・2019・3月】

日間賀島に着くと荷物も多いのでまずは宿に行きました。
少し休憩したいところだが、ことらが待ち切れない様子なので島の散歩に。
海沿いを歩いて、東港のビーチへ。最近は公園でもずっと裸足のことら。ここでも当然靴を脱ぎます。まずはビーチを走ってハイジのブランコと言われる小さな丘の上にあるブランコに向かいます。
ブランコへは階段があるのですが、ことらは選びません。彼の選択は絶壁のクライミング。絶壁と言っても多少の勾配があるので、手助けをもらってなんとか上へ。丘の上は嵐のような風でした。
しばらく探索してからビーチへ戻って海本番。ズボンをめくって海へ入ります。
波打ち際を走り回ったところで、ことらに遊びを促してみました。
「砂で山を作ろう。バイキン城だぞ!」ASDの子たちはなかなか遊びが広がらないという特徴もあるのですが、今回はのってくれたことら。喜んで山を作っていきます。そこで気分の良くなった僕はさらに提案。石で山から溝を作って、川だよ〜と言って川を作ります。それにも興味を示してくれたことら。「水いれる?」と聞くと嬉しそうに頷くので、近くに落ちていたペットボトルを使って海から水をくんできて、川に流してみました。しかし、砂浜なのでどんどん水は吸い込まれます。もっともっとと言うので、また海に水をくみに行きます。
そこにお姉ちゃんたちが来てくれて、何やってるの?と言ってことらの遊びに付き合ってくれます。靴も脱いで、一緒に海に入って水くんで。




ことらはどんどん楽しくなります。この一緒にという行為がとても大切。一緒に体験体感しながら遊ぶと子どもたちの楽しさはどんどん膨らみます。だから遊びも広がります。大人も同じで、やっぱり横で見ているだけでは楽しさも広がりも薄くなります。子どもたちと一緒になって遊ぶのがとっても大切です。
ことらが遊んでいる隣で妹たちの足を砂で埋めてみました。それを見ていたことらは自分にもやってくれて言います。これもすごい成長。嬉しいなぁ。

散々遊んだあとはことらのマイブームの大きなお風呂に入って、ご飯へ。
満足感からかことらはずっと大人しく椅子に座ってご飯を食べます。これもすごい成長だなぁ。
海でお姉ちゃんたちに打ち解けたことらは食後はお姉ちゃんたちの部屋に言って、帰らないといいます。そのうち帰るだろうと思っていたら、ことらさん寝ましたとメールが。
まじか!すごいな。ことらの成長を噛み締めながら一日目が終わりました。

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