この頃に出会った本を数冊紹介します。
まずはこれ、「ひまわりのかっちゃん」。
たまたまラジオでこの本が舞台化されるか、映画化されるかと聞き原作を読んできました。
ひらがなもまともに書けなかったかっちゃんが、5年生の時に出会った先生のあふれんばかり
の愛情と創意工夫で一気に成長していくさまを描いたノンフィクション。
やっぱり人は人でしか磨かれないんだなぁと痛感した一冊です。
二冊目はこれ。
立場や生き方も違う父親14人。共通点は発達障害のある子の父親だということ。
支援者、報道関係者、会社員から元国会議員までみなさんそれぞれの思いや、
関わり方があるんだととても感銘を受けました。
そうそうと共感するとともに、活躍しているお父さん方に背中を押された気がしました。
父親に焦点をあてた本が少ない中、発達障害の子を持つお父さんや、支援者の
方にも読んでいただきたい一冊です。
ちょうどこの時40歳だった自分にとって、タイトルと子どもが3人いて長男が自閉症という作者の環境に身近さを感じ読んでみました。
しかも、作者の佐々木さんの奥様はうつ病になったそうです。
それからは仕事をしながら子育て、家事、看病をしながら東レの取締役にまでなったの
ですから、並の努力ではないと思います。
書いてあることはシンプルですが、言うは易く行うは難し。
環境を言い訳にせず、創意工夫で乗り越える。ちょうど環境が大きく変わる時期だった
自分には大きな衝撃でした。
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